以前中途として外資IT企業をメインで転活していた中でAWSも選考を受けたのですが、AWSは面接が特殊ということもあり、事前に入念な対策をいたしました。肝は自己分析と思っており、AWS対策として行った自己分析と面接対策が他の企業での面接にもかなりプラスの効果がありましたので、どのように行ったをしたのか記します。
自己分析の流れ
アピールできるエピソードの洗い出し
まずは自分自身が今までどんなことをしてきたか、成功体験として話せる成果などアピールできる内容を軸に沢山洗い出してください。アピールできることって言われても、、、っと思い浮かばない方は、AMAZONのOLPの各項目がヒントになりますので、確認しましょう。そしてそのOLPの各項目に合う内容という観点で、各項目に対して複数のアピールできるエピソードを考えてください。
各エピソードに対するブレスト
先ほど洗い出したエピソードについて、面接で話すならどんな質問が来ても100%答えられるように深堀をする必要があります。簡単な方法として各エピソードについて覚えていることを全て箇条書きで洗い出しましよう。全て記載することで記憶を思い起こすこともでき、また小さいことも思い出したおかげで、面接時に突っ込みを受けた時の回答で役に立つこともありました。
面接対策の流れ
STARメソッドに則り整理
次に箇条書きで洗い出した内容を面接で話せるように文章化しましょう。文章化する際に意識してほしいのがSTARメソッドの通りにまとめることです。
- Situation(状況)
- アピールできるエピソードについて、どんな背景だったのか、面接で話を聞いた第三者の目線で理解できるか、を意識しながらまとめましょう
- Task(課題)
- その状況でどのような課題があったのか、いかに難しく困難な課題に直面していたのか、をアピールできるようにまとめましょう。
- Action(行動)
- その課題を解決するためにあなた自身がとった行動。をまとめてください。あなた自身が能動的にどう考え、どういう結果を期待してどんな行動をとったか、が重要です。
- Result(結果)
- あなたがとった行動の結果、です。華やかな結果の必要はないと思いますがアピールできるならアピールしましょう。また定量的な方がイメージしやすくて良いです。
ここで一つ補足ですが、私は結果がすべてではないと考えています。どんな課題があって、それに対しあなたがどう考えどう行動したかの方が重要かと。以前の結果よりも入社した後に再現性があるか、ですね。面接者の目線だと、あなた自身がどういう状況ではどのように考えて行動するか、を見極めたいのです。
エピソードの作りこみ
次にSTAR法でまとめた文章に対して1文1文ちゃんと確認し、どういう質問がされそうか自問自答して深堀しましょう。その次に突っ込まれる要素は無いか、あるならどう突っ込まれそうで、それに対し自分はどう返答するか、を全て考えましょう。
ここまでくれば、後は練習あるのみです。実際の面接と同様に声に出して回答をちゃんと話せるように練習しましょう。
まとめ
1つのエピソードについてしっかり深堀をすれば、面接での回答に対して突っ込まれても自信をもって回答することができ、その結果相手からの信頼感を得ることができ、面接通過率は大幅に向上します。
また1つの観点で複数のエピソードを用意しておくことで他に何かある?というような質問を受けたときの対策にもなります。
是非とも本記事を参考に自己分析と面接対策をして転活の役に立てていただければ幸いです。目指せGAFAM!
コメント